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教育費はどう貯める?児童手当の総額と、NISAで18年積み立てた場合の試算【2026年版】

子どもの教育費は、生まれてから大学進学までの約18年間で準備するのが一般的です。児童手当でいくら受け取れるか、毎月いくら積み立てればいくらになるかを試算し、2027年から始まる子ども向けのNISAの活用法も整理します。

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児童手当で受け取れる金額

児童手当は、2024年10月分から対象が高校生年代まで広がり、所得制限もなくなりました。支給額は次のとおりです。

子どもの年齢第1子・第2子(月額)第3子以降(月額)
3歳未満15,000円30,000円
3歳〜高校生年代10,000円30,000円

支給は偶数月(2・4・6・8・10・12月)の年6回で、それぞれ前月分までの2か月分が振り込まれます。第1子・第2子の場合、0歳から高校卒業年代(18歳になった後の最初の3月末)までの受取総額は、4月生まれで234万円です(生まれ月が遅いほど少なくなります)。

児童手当を生活費に回さず、全額を教育費として貯めておくだけでも、大学入学時の大きな備えになります。

毎月の積立で18年後にいくらになる?

子どもが生まれてから18年間、毎月一定額を積み立てた場合の金額です(毎月初めに積み立て、月利=年率÷12の複利で計算)。

毎月の積立額元本(18年)利回り0%(預金など)利回り3%利回り5%
10,000円216万円216万円287万円351万円
20,000円432万円432万円573万円701万円
30,000円648万円648万円860万円1,052万円

たとえば月2万円を利回り3%で18年間積み立てると約573万円になります。利回りは将来を約束するものではなく、元本割れすることもあります。積立額や期間を変えた試算はNISA積立シミュレーターでできます。

2027年から0歳でもNISA(つみたて投資枠)が使える

令和8年度の税制改正で、NISAのつみたて投資枠の対象年齢の下限が撤廃され、2027年1月から0〜17歳の子どももNISAを利用できるようになります。

  • 年間投資枠:60万円(非課税保有限度額600万円)
  • 対象商品:つみたて投資枠と同じ、積立・分散投資に適した投資信託
  • 引き出し:12歳以降は、子どもの教育費や生活費に充てるなど一定の要件のもとで払い出しが可能
  • 18歳になった後は、大人のNISA(生涯投資枠1,800万円)に自動的に移行

親のNISA枠を使わずに子ども名義で非課税の運用ができるため、親子で合計の非課税枠を広げられます。なお、制度の細かな取り扱いは今後の案内も確認してください。

進学が近づいたら「守りの運用」へ

  • 使う時期が決まっているお金は、直前の値下がりに注意:大学入学の数年前からは、株式の比率を下げて預金など値動きの小さいものへ少しずつ移すと、入学直前の相場下落の影響を抑えられます。
  • iDeCoは教育費に向かない:原則60歳まで引き出せないため、教育費はNISAや預金で準備しましょう(NISAとiDeCoの違い)。
  • 大学生の子のアルバイト収入にも注意:収入が増えると親の扶養控除などに影響します(子どものアルバイトと扶養の壁)。

よくある質問

児童手当は全部でいくらもらえますか?

第1子・第2子の場合、0歳から高校卒業年代まで受け取ると、4月生まれで約234万円です。第3子以降は月3万円になるため、さらに多くなります。

教育費は毎月いくら積み立てればいいですか?

進学先(国公立・私立、自宅・下宿など)によって必要額が大きく変わるため、まず目標額を決め、18年で割って毎月の積立額を考えるのが基本です。児童手当を貯めておく分を差し引いて考えると、無理のない金額を見積もれます。

学資保険とNISA、どちらがいいですか?

学資保険は受取額が契約時に決まる安心感があり、NISAは運用次第で増える可能性がある一方、元本割れのリスクがあります。確実に必要な金額の一部を学資保険や預金、残りをNISAで準備するなど、組み合わせる方法もあります。

参考にした公的資料

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※ 本記事は掲載日時点の法令・公的資料にもとづいて作成しています。制度は改正されることがあり、個別の状況によって取り扱いが異なる場合があります。最終的な判断は、勤務先・税務署・加入している健康保険などにご確認ください。