貯金の平均額と中央値は?年代別の貯蓄・負債と、貯蓄の中身【2025年家計調査】
「みんなはいくら貯金しているのか」は気になるところです。総務省の家計調査(貯蓄・負債編)の2025年の最新データから、貯蓄の平均値と中央値、年代別の貯蓄と住宅ローンなどの負債、貯蓄の内訳を整理します。
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貯蓄の平均は2,059万円、中央値は1,264万円
貯蓄の平均値
2,059万円
貯蓄の中央値(貯蓄のある世帯)
1,264万円
2025年の二人以上の世帯の貯蓄の平均値は2,059万円で、前年より75万円増え、比較できる2002年以降で最も多くなりました。勤労者世帯(世帯主が会社員など)に限ると1,717万円です。
ただし、平均値は一部の貯蓄の多い世帯に引き上げられるため、約3分の2の世帯は平均値を下回っています。貯蓄の少ない順に並べて真ん中にくる中央値(貯蓄のある世帯)は1,264万円で、「ふつうの世帯」の感覚に近いのはこちらです。
※ 二人以上の世帯の結果です(単身世帯は含みません)。貯蓄には、預貯金のほか、生命保険の積立部分や株式・投資信託などを含みます。
年代別の貯蓄と負債
| 世帯主の年齢 | 貯蓄(平均) | 負債(平均) | 貯蓄 − 負債 | 負債のある世帯の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 40歳未満 | 994万円 | 1,882万円 | -888万円 | 64.3% |
| 40〜49歳 | 1,381万円 | 1,483万円 | -102万円 | 67% |
| 50〜59歳 | 1,756万円 | 743万円 | 1,013万円 | 53.7% |
| 60〜69歳 | 2,843万円 | 234万円 | 2,609万円 | 26.5% |
| 70歳以上 | 2,471万円 | 81万円 | 2,390万円 | 10.4% |
50歳未満の世帯は、住宅ローンなどの負債が貯蓄を上回っています。住宅を買う30〜40代で負債が大きくなり、返済が進む50代以降に貯蓄が負債を上回る流れです。純貯蓄(貯蓄 − 負債)は60代が2,609万円で最も多くなっています。
※ 負債の約9割は住宅・土地のための負債(住宅ローンなど)です。
貯蓄の中身:預金が約6割、有価証券が増加
| 種類 | 金額(平均) | 割合 |
|---|---|---|
| 通貨性預貯金(普通預金など) | 710万円 | 34.5% |
| 定期性預貯金 | 511万円 | 24.8% |
| 有価証券(株式・投資信託など) | 440万円 | 21.4% |
| 生命保険など | 369万円 | 17.9% |
| 金融機関外(社内預金など) | 29万円 | 1.4% |
普通預金などの通貨性預貯金は17年連続、株式・投資信託などの有価証券は3年連続で増えました。NISAの拡充を背景に、預金から投資に回すお金が増えていると考えられます。
平均と比べるより、自分に必要な額を知る
貯蓄の目標は、世帯の収入や住まい、子どもの教育、老後の生活で大きく変わります。平均値と比べて一喜一憂するより、目的ごとに必要な金額を計算して、毎月いくら貯めればよいかを決めるほうが確実です。
- 老後資金:老後資金はいくら必要?
- 教育費:教育費はどう貯める?
- 積み立てると将来いくらになるか:NISA積立シミュレーター
- 手取りのうち貯蓄に回せる額を知る:手取り計算シミュレーター
よくある質問
貯金の平均額は?
総務省の家計調査(2025年平均)では、二人以上の世帯の貯蓄の平均値は2,059万円、貯蓄のある世帯の中央値は1,264万円です。約3分の2の世帯は平均値を下回っています。
30代・40代の貯金はいくらが平均ですか?
世帯主が40歳未満の世帯の貯蓄の平均は994万円、40〜49歳は1,381万円です。ただしこの年代は住宅ローンなどの負債も多く、負債の平均は40歳未満で1,882万円、40〜49歳で1,483万円です。
平均値と中央値はどちらを見ればよいですか?
貯蓄は一部の世帯が非常に多く持っているため、平均値は実感より高くなります。多くの世帯の実態に近いのは中央値です。
参考にした公的資料
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※ 本記事は掲載日時点の法令・公的資料にもとづいて作成しています。制度は改正されることがあり、個別の状況によって取り扱いが異なる場合があります。最終的な判断は、勤務先・税務署・加入している健康保険などにご確認ください。